イラスト制作依頼の仕方は?イラスト発注の流れや見積もり依頼時に伝えるポイントや注意点を解説
- Date
- 2025.02.03

イラスト制作依頼をしたいけれど、「どのように発注したらいいのかわからない」「イラスト制作の費用や納期の相場がわからなくて依頼しづらい」と悩んでいませんか。
イラスト制作をスムーズに進めるためには、発注のコツをおさえ、制作前にイラストレーターと認識をすり合わせることが重要です。
本記事では、イラスト制作依頼の基本を解説し、見積り依頼時に見積もり依頼時に伝えるべき内容や注意点を紹介します。
イラストレーターへの制作依頼内容
まず、描いて欲しいイラストの内容や想定しているデザインを可能な限り具体的に伝えましょう。
例)Webサイトのキーヴィジュアル。人物(30代の男性1名、女性2名)を中心に3人配置し、オフィスの背景を入れる。同僚と話し合いをしているイメージ。色はシンプルに3〜4色程度で。
イメージに近い参考画像などがあれば共有しましょう。想定しているデザインやレイアウトがある場合も、あわせて提示するとよりスムーズに意図を伝えられます。
イラストの使用媒体
イラストをどのような媒体で使用するのか明確に伝えましょう。掲載する媒体によって色彩設定が異なるため、イラストの用途や掲載先を共有し、適したファイル形式で納品してもらえるように相談しておきましょう。使用媒体によって費用が変わる場合もあるので、具体的に明記することが大切です。
- Webサイト
- 広告
- 書籍や雑誌の表紙・挿絵
- 動画
など
イラストの使用サイズ
イラストのサイズもどこにどう使うか、デザインを考慮して明確にしておきましょう。
Webデザインに使用する場合はピクセル単位で、紙やその他のデザインに使用する場合はセンチやミリ単位で指定が必要です。
また、解像度(dpi)も併せて伝えることで、適切な品質のイラストを制作してもらえます。
イラストの点数
制作を依頼するイラストの点数を伝えます。イラストの点数によって制作費用やスケジュールが変わるため、発注する点数が未定の場合でもおおよその数を伝えましょう。
イラストの予算
予算の目安がある場合は、1点あたりの希望単価や総予算を事前に提示しましょう。具体的な金額がわからない場合でも、おおよその希望を伝えることが重要です。また、制作してほしいイラストの内容や規模、点数を具体的に伝え、どのくらいの金額で依頼できるか、相場や費用感の見積もりを依頼してみましょう。複数のイラストレーターに見積もりを提示してもらい、料金を比較・検討する方法もあります。
スケジュール
イラスト制作期間は、制作する内容のボリュームにもよりますし、イラストレーターの仕事の混雑状況によっても変わってきます。
まずはプロジェクトのスタート時期とイラスト完成データの納品希望時期を伝えましょう。
「○月○日までに納品してほしい」「ラフ案の確認や着色後にクライアントやデザイナーが確認を○回行う」など、イラストの納期や確認が必要な回数や期間を具体的に伝えることで、対応可能かどうかの判断がしやすくなります。
また、遅延や修正に対応するため予備日を設けたり、余裕を持ったスケジュール調整を行うことがよいでしょう。
その他の要望や気をつけること
著作権や使用範囲などの権利関係は、事前に確認することが重要です。通常、イラストの著作権は制作者であるイラストレーターに帰属するため、依頼者が自由に利用できるとは限りません。著作権譲渡を希望する場合は事前に確認しましょう。
また、イラストの二次利用に際しても二次使用料が発生するケースがあります。トラブルにならないよう、あらかじめしっかり確認ことが大切です。
伝えるべきポイントや注意点をおさえてイラスト発注をスムーズに
イラスト制作依頼をする際、イラストレーターにはできるだけ詳しい情報を伝えることが大切です。依頼内容や使用媒体、サイズ、点数、予算、スケジュールなど、事前に整理して伝えることで認識のズレをなくし、希望に沿ったイラストを制作してもらいやすくなります。
また、著作権や使用範囲の確認も忘れずに行いましょう。イラストレーターとしっかり認識をすり合わせることで、トラブルを防ぐことができます。
発注のコツをおさえてスムーズなやり取りを心がけることで、イラストレーターとの信頼関係が築き、良好な取引につなげましょう。
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